松江市のボランティアグループ・田和山サポートクラブと里山を育てる会で田和山史跡公園(自然学習の森)の保全と活用を行なっています

田和山の宗教的性格

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田和山の宗教的性格
田和山サポートクラブ副会長 堀 晄

 田和山遺跡は隠れ里にあり、人目につかないように三重の土塀に囲まれひっそりと存在していたようです。
 その本質はカレンダーを作り、それに基づいて占いをしていたのではないかと想像しています。
もちろんここには宗教的な意味も含まれていたのではないかと想像しています。その要は宍道湖だったと考えています。頂上に登ると目の前に広がるのは宍道湖です。今は松江の市街が広がっていますが、2000年前は何もなかった湿地帯です。

 出雲風土記には宍道湖を守るように四つの神名火山があったことが記されています。
神の宿る山は田和山のすぐ東の茶臼山、西の仏経山、正面の朝日山、はるか西北の大船山です。田和山からはその全てを望むことができるのです。
田和山の風景
 7世紀に風土記が記される800年前に、田和山にとっても宍道湖は聖なる場所であったと思います。もちろん根拠はありません。しかし「おやま」に登ると、それが実感されるのです。古代の人々も宍道湖を母なる内海、魚介の恵みを与えてくれる場所として、心の拠り所としていたのではないでしょうか?

 私たちが遠くから帰ってきて宍道湖を見ると、あぁ帰ってきたなと喜びを感じるように。

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